自分の天然の歯を残すことが一番ですが、食べる機能を維持することは、健康に生きる上では、もっと大切な事だと思います。 良く噛める義歯（入れ歯）は健康寿命を延ばすための必須アイテムです。

よく噛める義歯(入れ歯)の作製には、まず、ぴったりと吸着させるための型取りの技術と咬み合わせの調整が重要です。 特に総義歯など欠損数（歯のない数）が多い場合は、お口の中で、咬み合わせを調整するのは限界があります。
どんなに吸着したピッタリ合った義歯でも噛めば少しは動くこと、ハイ噛んで！といわれても最終的には義歯の人工歯の形に誘導された場所に顎は動くためです。

当院では上下の歯が当たっていない状態の咬み合わせを記録して咬合器で咬み合わせの調整を入念に行い、お口の中では最終的な微調整をします。
また義歯完成後も場合によっては、再度咬み合わせを記録して、いったん完成装着した義歯をお預かりし咬合器で咬み合わせの再調整をすることもあります。

義歯は、歯を喪失した部位を機能・審美両面から補う治療手段です。
最近ではインプラントの登場により悪い面ばかりが強調されている傾向がありますが、それぞれに利点欠点があります。よく考えて治療法を選択していただきたいと思います。

なお、当院では現在、新たなインプラント埋入手術は実施しておらず、これまでにインプラント治療をした患者さんのメンテナンスのみ行っています。


顎の痛み・開口障害（口が開かない）・関節雑音（口を開けると音がする）これが、顎関節症の３大症状です。

当院では、歯科疼痛緩和レーザーの最新機器であるLUMIX2　と低周波治療器であるマイオモニターJ５を使用し、主にスプリントを併用した運動療法とマニピュレーション（徒手的円板整位術）によりできる限り早く上記の症状を改善させていますが、症状発現から時間が経過するほど、治りにくくなる傾向があります。
“あご”が痛くなったらどこにいけばいいの？という声をよく耳にします。まずは当院にお越しください！！

症状を自覚したら、早めに受診してください。 予防のページでも書きましたが症状（結果）には必ず原因があります。 顎関節症では日常生活でのセルフケアが、原因を取り除くために重要となる場合が多いように思います。

LUMIX2		マイオモニターJ５		スプリント
幅広い範囲での疼痛緩和、組織再生、治癒力向上効果のある熱のでないコールドレーザーです。 顎関節症だけでなく口内炎や抜歯後の治癒促進など適応は数多く、個人差がありますが知覚過敏症にも効果があります。 ≫ LUMIX2サイトへ		顎関節症の治療器具です、おもに咀嚼筋の緊張をとることが できます。スプリントの作製・調整にも使用します。 泉谷研修会（泉谷昌克先生）にて研修		症状によりハードタイプとソフトタイプ、また上顎につける場合と下顎につける場合があります。 ・写真は咬合器でのスプリント調整

成人では罹患していない人の方が少ない歯周病ですが、症状がわかりにくく、定期的に歯科医院での管理が必要な慢性疾患です。

最近では、全身疾患とくに動脈硬化性疾患などの心血管病変や糖尿病などの生活習慣病との関連性が報告されています。
歯科医院と患者さまと一緒に力を合わせて改善・予防していく疾患です。

歯周病治療・予防については、歯石･歯垢『プラーク』の除去とご家庭でのセルフケアの指導を行います。
また、必要な場合は外科処置を行う場合もあります。

■エムドゲインを用いた再生療法 歯周組織再生誘導材を用いた歯周外科手術 （保険適応外となります） エムドゲインを用いた当院の治療例 船越歯周病研修会（船越栄次先生）にて研修

■ペリオウェイブを用いた治療法 光線力学療法の歯科応用です。バイオジェル(光感受性物質)に専用のレーザー光線を照射し光殺菌する最先端技術で、抗生剤を使用しない殺菌のため体に優しい治療法です。（保険適応外となります） ≫ periowave

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